シャンパン『サロン』の買取相場は?1990年・2002年など高く売るコツも
この記事ではシャンパンの銘柄のひとつ『サロン』の買取相場価格をご紹介しています。
サロンは幻のシャンパンと言われるほど希少価値の高い銘柄です。
一般的に出回っているシャンパンよりも生産量が圧倒的に少ないところが特徴的な部分で、ブドウの出来次第では生産をおこなわない年もあります。
そんなサロンの年代別買取相場価格を詳しく説明していきますので、ぜひ自宅などにサロンをお持ちの方は参考にしていってください。
Contents
シャンパン『サロン』とは?
『サロン』は1900年初頭にシャンパーニュ地方メニル・シュル・オジェ村で誕生したワイナリーで、現在はローランペリエ社の傘下に入り生産が続けられています。
元々は、毛皮の商人として成功を収めていたウジェーヌ・エメ・サロン氏が趣味でシャンパン作りを始めたのがきっかけでした。
サロン氏は自分自身が納得する最高品質のシャンパンを作るために、メニル・シュル・オジェ村にてブドウ作りを始めます。
そして、最高のブドウが出来た年にだけシャンパンを製造し、瓶熟成を重ねた上で出荷していたそうです。
その後、趣味で作り始めたシャンパン『サロン』はフランスのレストランなどで評価をされ、その地位を確立させていきました。
結果として今では幻のシャンパンと呼ばれるほど有名になり、世界中のワイン愛好家から支持されるシャンパンになっています。
そんなサロンというシャンパンを語る上では3つの要素が欠かせません。
・生産量が少ない
・熟成年数が長い
・生産された年によって買取価格が変わる
まず、『サロン』は通常のシャンパンのように毎年生産されるわけではありません。
創業者のサロン氏が掲げた理念通り、今でもブドウの出来が悪い年には生産をおこなっていないというのが大きなこだわりです。
ちなみに最初のヴィンテージが販売されたのは1921年のことで、現在に至る100年の間で『サロン』が生産・出荷されたのは40回弱となっています。(2021年時点)
つまり半分以上の年はブドウの不出来を理由にシャンパンを作っていないわけです。
また、ほかのシャンパンは年間数十万本といった数を生産するのに対して、サロンは年間6~7万本ほどしか生産をおこないません。
このように、そもそもの生産数が圧倒的に少ないことからも『サロン』の値段は高くなっています。
さらにヴィンテージシャンパンというのはフランスの法律で3年以上の熟成が義務付けられているのですが、『サロン』はそれを遥かに超える10年前後の熟成をおこないます。
しかも熟成中の管理はすべて手作業ということなので、掛けている手間も段違いと言えるでしょう。
こうして作られた『サロン』はブドウが生産された年を表記した上で出荷されます。
もちろん最高品質を目指す『サロン』であっても、やはり生産年によって出来が異なるのでその年によって価格は変わってきます。
ということで、次に『サロン』の代表的なヴィンテージを参考にしながら買取相場価格を見ていきましょう。
シャンパン『サロン』の買取相場
ここでは1990年・1996年・1999年・2002年・2004年に生産された『サロン』の買取相場価格をご紹介していきます。
ちなみに結論から言いますと、年数が古いほど買取相場価格は高くなる傾向にあります。
そのため、上記のヴィンテージであれば1990年がもっとも高い買取価格となるわけです。
サロン 1990年
『サロン1990年』の買取相場価格は6~7万円です。
1990年は当たり年と言われていて、その出来は高く評価されています。
シャルドネ品種を100%使った『サロン』は熟成が長くなるほどシャンパンゴールドから琥珀色に色合いが変化すると言われているので、おそらく今の『サロン1990年』は琥珀色に近いカラーになっていることでしょう。
サロン 1996年
『サロン1996年』の買取相場価格は4万円ほどです。
1996年はシャンパーニュ地方全体の出来が良かった年で、近年では最高傑作と言われるほどの『サロン』が生産されています。
現在のところ手に入る『サロン』の中ではもっとも美味しいヴィンテージと言えるかもしれません。
ただし、やはり1990年よりは熟成年数が短いので、買取相場も少し抑えた価格となっています。
サロン 1999年
『サロン1999年』の買取相場価格は3万円ほどです。
『サロン1999年』はこれまでの歴史の中で中堅レベルに入る出来とされています。
もう少し熟成年数が長くなれば買取価格がアップするかもしれませんが、自宅で保管するのは大変なので持っているなら今すぐ売ってしまった方が得策です。
サロン 2002年
『サロン2002年』の買取相場価格は3万円前後です。
2002年は5段階評価で「4」が与えられるくらいには出来の良い年で、これからさらに熟成を重ねれば素晴らしいシャンパンになると言われています。
ちなみに『サロン2002年』は出荷までに11年もの熟成がおこなわれているので、それだけでも大変な手間が掛かっています。
仮に自宅で保管をするのであれば性能の高いワインセラーを用意しましょう。
保管が雑だと品質が落ちてしまい、その分の買取価格が下がってしまいます。
もしも自分では管理できそうにないということであれば、こちらも今すぐ売ってしまった方が得だと思いますので、お酒専門の買取業者まで持ち込んでみてください。
サロン 2004年
『サロン2004年』の買取相場価格は2万5千円前後です。
2004年というヴィンテージは平均的な出来栄えとされています。
また、熟成年数がまだ若いということもあり、そこまで買取相場価格も高くなっていません。
現在のところ出荷されている『サロン』の中では市場でも手に入りやすい1本だと思いますので、見かけたら買って飲んでみるというのもおすすめです。
シャンパン『サロン』を高く売るコツ
続いてはシャンパンの『サロン』を高く売るコツについて見ていきます。
『サロン』を高く売るコツは今すぐお酒の買取専門業者に持っていくことです。
『サロン』は熟成が長くなるほど買取相場価格もアップしますが、あまりワインに詳しくない方が普通のワインセラーで保管しようとすると品質を落としてしまう可能性があります。
そのため、何かのきっかけで『サロン』を手にしたときにはすぐ買取業者に持っていってください。
自分で飲まないのであれば、買取業者に売ってしまうのがもっとも賢い方法と言えます。
なお、一般的に『サロン』は箱付きで売られていますので、買取業者に持っていくときも箱付きの方が高く売れます。
仮に最近『サロン』を買ったり貰ったりした方は、ワインセラーに保管するときに箱を捨てないようにしましょう。
シャンパン『サロン』のおすすめ買取業者
シャンパンの『サロン』を売るならお酒の買取をおこなっている専門業者「福ちゃん」を利用してみてください。
福ちゃんは東京や大阪といった都市部に11の店舗を構える大手の買取業者です。
基本的にはブランド品などの買取をメインにおこなっていますが、高級なものであればシャンパンなどのお酒も積極的に買い取っています。
もちろんこれまでには『サロン』の買取実績もあり、その際には他社より高い査定額を出しています。
また、福ちゃんであれば店頭買取以外に出張買取や宅配買取といった方法が利用できるので非常に便利です。
近くに店舗がなくても査定員が自宅まで『サロン』を買取に来てくれますので、普段は忙しいという方にもおすすめです。
さらにお酒であれば査定額が20%~30%アップする買取キャンペーンの対象となります。
なるべく高く『サロン』を売りたいなら福ちゃん一択とも言えますので、興味がある方はぜひ一度ホームページをご覧になってみてください。
福ちゃんのお酒買取に関する詳しい記事はこちら
福ちゃんの『お酒買取』の評判・口コミは?買取実績や高く売るコツも
シャンパン『サロン』の買取相場をチェック
幻のシャンパンと呼ばれる『サロン』の買取相場価格やおすすめの買取業者をご紹介してきました。
とても素晴らしいシャンパンとして有名な『サロン』ですが、自分で飲まない限りはすぐに売ってしまった方がお得です。
自宅にワインセラーがないようであれば確実に売ってしまった方が良いので、ぜひ今すぐおすすめした買取業者まで査定を依頼してみてください。
もちろんヴィンテージによってはご覧いただいた査定額より高い金額が付く可能性もあります。