ウイスキー『響』の買取相場は?高く売るコツやおすすめ業者も
自分では飲まないお酒が自宅に眠っているという方は多いと思いますが、もしかしたらそれは高く売れるお酒かもしれません。
サントリーが販売している「響」は、そうした高く売れるお酒のひとつです。
「響」は日本だけでなく、世界でも評価の高いウイスキーです。
愛好家も多く、年代物の「響」は高値で取引されることも珍しくないウイスキーとなっています。
この記事ではサントリーウイスキー「響」の特徴から買取相場まで詳しく解説していきます。
また、合わせて「響」を高く売るためのコツやおすすめの買取業者もご紹介していますので、ぜひ参考にしていってください。
Contents
ウイスキー『響』とは?
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サントリーが販売するウイスキー「響」は、国産ブレンデッドウイスキーの中でもっとも高額な商品として知られています。
「響」はサントリー創業90周年を記念して、1989年に初めて造られました。
京都・山崎蒸留所と山梨・白州蒸留所で造られるモルト原酒をベースに、愛知・知多蒸留所で造られるグレーン原酒をブレンドしたものが「響」です。
山崎蒸留所で造られるシングルモルトウイスキー「山崎」も、白州蒸留所で造られるシングルモルトウイスキー「白州」も、それだけでかなり高価なお酒です。
その2つのモルト原酒を組み合わせているだけあって、「響」というのはその味・香り・品質が国内でもトップクラスのウイスキーと言われています。
また、国内だけの評価ではなく、「響」は世界のウイスキーコンテストでも数々の受賞歴を誇っています。
最近で言えば2019年に「ワールドウイスキーアワード」における「ベストブレンデッドウイスキー賞」を受賞しているのですが、これは国産ウイスキー業者にとっての快挙です。
こうした受賞歴なども後押しをして、「響」は海外でも人気のウイスキーへと成長しています。
そして、人気が高まれば当然その「価格」も高騰してくるものです。
そのため、自分では飲まない・集めていない「響」を持っているのであれば、高く買い取ってもらうのがベストと言えるわけです。
ウイスキー『響』の買取相場
ここからはサントリーウイスキー「響」の買取相場についてご紹介していきます。
「響」にはブレンドしている原酒によって12年・17年・21年・30年・ノンエイジ(熟成年数の記載なし)といった種類があります。
各年数によって買取相場も変わってきますので、そのあたりをぜひチェックしてみてください。
12年
「響12年」の買取相場は35,000円~40,000円ほどです。
「響12年」は2009年に発売されたもので、当時としてはもっとも年数が若い「響」として注目を集めていました。
従来の17年・21年といった「響」より低価格にすることで、若者にもウイスキーを楽しんでもらいたいといった狙いがあったわけです。
しかし、その狙いが当たり過ぎてしまった結果、モルト原酒の生産が追い付かなくなり「響12年」は2015年に製造中止となっています。
そのため、定価5,000円前後だった「響12年」は35,000円~40,000円といった7~8倍の値段になっているわけです。
ちなみに「響12年」には海外の免税店限定のボトルとして「花鳥風月」というシリーズがありましたが、こちらも今では入手が困難なウイスキーとなっています。
なお、限定ボトルの定価は30,000円前後で、現在の買取相場は150,000円~200,000円にまで高騰しています。
17年
「響17年」の買取相場は30,000円~50,000円ほどです。
こちらの「響17年」にも富士や鳳凰がラベルに描かれた限定シリーズがあり、こうした限定ボトルに関しては数十万円ほどで取引がされています。
「響17年」は響シリーズでもっともスタンダードな商品として人気がありました。
しかし、12年と同様に原酒が枯渇したことによって2018年から製造を休止しています。
そのため、2021年時点で新しく製造・販売されている「響17年」はありません。
こうした理由によって、希少価値の高いウイスキーとして買い取られているわけです。
21年
「響21年」には現行品と旧ボトルの2つがあり、買取相場はそれぞれ50,000円~60,000円・80,000円~90,000円となっています。
旧ボトルの方が高く買い取られる理由としては、やはり希少価値が高いという部分が挙げられます。
現行品の場合は今でも生産をおこなっていますので、手に入りにくいもののまったく買えないというわけではありません。
しかし、旧ボトルの方は市場に出回っているものがすべてです。
つまり現存する数に限りがあるため高く買い取られるようになっています。
また、「響21年」にも有田焼の陶器ボトルを使ったものなど、限定シリーズが販売されています。
こうした限定シリーズの中には1本数十万円で買い取られるものもありますので、ぜひ買取業者まで査定をお願いしてみてください。
30年
「響30年」の買取相場はだいたい40万円前後です。
そもそも「響30年」は生産される量が少ないので、最初から希少価値の高いウイスキーとして扱われています。
ちなみに「響30年」の生産量は年間数千本のみです。
1年間に消費されるウイスキーの量からすると、かなり少ないことが分かります。
なお、「響30年」に関しても現行品と旧ボトルの2種類がありますが、こちらも旧ボトルの方が高く売れる傾向にあります。
見分け方としてはボトルのキャップ部分を確認してみてください。
ボトルキャップの頭に「響」と書かれたものが現行品、「花のマーク」が描かれているものが旧ボトルです。
ウイスキー『響』を高く売るコツ
「響」を高く売りたいのであれば、とにかくボトルや化粧箱をキレイにしておきましょう。
なお、査定時に重要なチェックポイントとなるのは「箱の有無」「ボトルへの傷の有無」「キャップフィルムが開いていないかどうか」といった部分です。
キャップフィルムが剥がれてしまっていると、中身を入れ替えられてしまう可能性が出てくるので価値が下がってしまいます。
そのため、ボトルをキレイにする際にはフィルムが剥がれないよう丁寧に扱ってください。
また、箱の有無やボトルの傷などによっては数千円程度の減額が考えられます。
完璧な状態であれば買取相場の最高額で売れる可能性もありますので、上記のポイントをよく理解しておきましょう。
ウイスキー『響』のおすすめ買取業者
自宅に自分では飲まない「響」がある場合は、どんなシリーズにせよ売ってしまうのが得策です。
特に今は「響」の値段が高騰しきっているので、ベストなタイミングと言えます。
そんなときにおすすめしたい買取業者が「福ちゃん」です。
「福ちゃん」は全国に店舗を構える大手買取業者のひとつで、お酒の買取にも非常に積極的です。
これまでには1本のウイスキーに対して数十万円といった査定額も付けていますので、「響」を売るならこれ以上ない業者と言えるでしょう。
ちなみに「福ちゃん」では店頭買取のほか、出張買取や宅配買取をおこなっています。
そのため、どこに住んでいる方でも気軽に利用することが可能です。
なお、「郵送する際にボトルが傷ついて買取価格が下がるのが怖い」といった心配があるのなら、出張買取を選んでください。
住んでいるエリアによっては即日査定・現金買取も可能となっています。
福ちゃんのお酒買取に関する記事はこちら
福ちゃんの『お酒買取』の評判・口コミは?買取実績や高く売るコツも
ウイスキー『響』を売ってみては
国産ブレンデッドウイスキーの「響」を高く売るためのコツやおすすめ業者をご紹介してきました。
「響」はとても希少価値の高いウイスキーで、酒屋やバーでも普通に仕入れられないときがあります。
そのため、定価よりも高い値段で買い取るところも少なくありません。
個人で「響」を所有しているという方は、ぜひ買取業者まで査定をお願いしてみてください。
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