飲まないお酒の活用法まとめ!処分方法や使い道など
普段からあまりお酒を飲まない方の家には、頂きものなどで貰ったお酒が余っているというケースがありますよね。
そんなとき、ただ捨てるだけではもったいないので何とか有効に使い切ってしまいたいと思うはずです。
この記事では、そうした「飲まないお酒の活用法」についてご紹介していきます。
お酒は飲む以外にも料理に使ったり、掃除に使ったりすることが可能です。
また、世の中には不要なお酒を買い取ってくれる業者というのが存在しますので、要らないお酒が自宅に余っている方はぜひそうした業者を頼ってみましょう。
飲まないお酒の活用法
それではまず、自宅で実践できる飲まないお酒の活用法を見ていきたいと思います。
料理・お菓子作り
お酒をあまり飲まない方がお酒を処分するとき、もっとも手っ取り早い方法は料理やお菓子作りに使ってしまうことです。
お酒をそのままでは飲まない方でも料理に使ってしまえばあまり気にならないと思いますので、ボトル2~3本分の不要なお酒がある場合はこの方法を選んでみてください。
ちなみにお酒の種類ごとにいくつか料理の参考例を挙げてみましょう。
まず普通の焼酎に関しては飲みやすくするために梅酒に変えてしまうという方法があります。
女性の方であれば、氷砂糖と梅を加えて味をまろやかにすることで焼酎が飲めるようになるという方もいるはずです。
また、お酒をまったく飲まない方であればお肉を焼くときの臭み消しや煮込み料理などに使ってみてください。
クセのない焼酎であれば料理酒と同じような使い方ができます。
なお、芋焼酎などのクセが強い焼酎であれば味の濃い煮込み料理に加えることでコクを出せます。
次に日本酒ですが、こちらは普段の料理酒代わりにどんどん使えばいいだけです。
日本酒は料理で消費する機会が多いのでそこまで困ることはないかと思います。
続いてワインですが、赤ワインなら牛スジ肉や牛ホホ肉の煮込み料理に使えばオシャレな味わいが楽しめます。
赤ワインと共にローリエ、塩コショウ、オリーブオイル、ニンニクなどを入れて煮込むだけなので、ぜひお試しください。
白ワインに関してはパスタの風味付けに使うのがもっとも簡単です。
あとはフルーツと砂糖を加えて自家製のサングリアを作るのも良いでしょう。
貝類の酒蒸しにワインを使うこともかなり一般的です。
最後にブランデーやウイスキーといったアルコール度数の高いお酒の使い方をご紹介していきます。
ブランデーやウイスキーはどちらもお肉やお魚をフランベするときに使えますので、少々贅沢に加えれば消費スピードも早いはずです。
また、ブランデーやウイスキーはお菓子作りの風味付けにもよく使われるお酒です。
そのため、ケーキの生地に混ぜてしまうというのもひとつの方法と言えます。
ほかにもバターと砂糖で煮詰めるマロングラッセやキャロットグラッセには相性が抜群です。
ちょっと大人の味わいが楽しめますので、こちらもどうぞ参考にしてみてください。
あとはアイスクリームに直接かけてしまうというのも悪くありません。
バニラアイスとブランデー・ウイスキーはとてもよく合います。
お風呂
次は、飲まないお酒はお風呂に入れて消費してしまおうという方法について見ていきます。
こちらは主に日本酒が大量に余っているときに使える方法です。
普通にお風呂を溜めていき、要らない日本酒を投入すれば酒風呂の完成となります。
酒風呂には血行を良くする働きや美肌を保つ効果があると言われていますので、ぜひ試してみてください。
ちなみにほかのワイン・ブランデー・ウイスキーなどでも同じような効果が期待できますので、こちらもやってみる価値はありそうです。
掃除
実は余ったお酒の中には掃除に使えるものもあります。
たとえば日本酒やクセのない焼酎であれば、水と一緒にスプレーボトルに入れて汚れ落とし用のスプレーとして再利用が可能です。
特にキッチン周りの油汚れには効きます。
しかも日本酒や焼酎なら食品やお皿などにスプレーが付着しても問題ありません。
普通に売っている掃除用のスプレーより人体には無害なので非常におすすめです。
飲まないお酒の処分は売るのもあり!
飲まないお酒の活用法を色々とご覧いただきましたが、もっとも簡単なのは誰かにあげる、もしくは「売る」という方法です。
お酒って売れるの?と思うかもしれませんが、世の中にはお酒を買い取ってくれる業者というものが存在します。
ちなみに自分の家の近くにそういった業者がなくても、最近は宅配買取といった方法がありますので非常に便利です。
宅配買取を利用するときは買取業者に連絡をして、売りたいお酒を梱包するキットを送ってもらいます。
あとはそのキットに売りたいお酒を詰めて送り返すだけです。
買取業者が査定を出して、その金額に納得がいけば買取成立となり、後日お金が振り込まれるようになっています。
この方法が使えるのは主にワインやウイスキー、ブランデーといった種類になりますが、中には焼酎でも日本酒でも構わず買い取ってくれるところがありますので一度確認をしてみてください。
また、最近であればネットを通じて個人的にお酒を売ることも出来るようになってきました。
あまりにも多い量でなければ個人がネットを通じてお酒を売ることは違法ではありませんので、安心して利用してください。
ということで、次にそうしたお酒を売る方法について詳しく説明していきたいと思います。
お酒を売る方法
個人がお酒を売るときには2つの方法があります。
ひとつ目はメルカリやヤフオクなどのネット通販・オークションサイトを利用する方法、ふたつ目は買取業者に依頼する方法です。
それぞれの特徴や利用方法を見ていきましょう。
メルカリ・ネットオークション
メルカリやヤフオクなどを利用する場合はまずサイトに登録をおこないます。
あとは売りたいお酒の写真を撮ってサイトに掲載して、買い手が付くのを待つだけです。
こちらの方法は普通に買取業者へ依頼をするより高く買い取ってもらいたいときに使います。
特に希少価値が高いお酒を売るときには有効です。
ただし、あまりにも大量のお酒を販売・転売するときには酒類小売業免許が必要となってきますので注意してください。
もちろん何本か要らないお酒があるのでネットで売りたいというときには特に必要ありません。
お酒をネットで売ることで生計を立てたり継続的に利益を得ようとする場合は、上記のような免許が必要という意味です。
買取業者
個人が利用するのであればお酒の買取業者を選ぶのがもっとも簡単でおすすめです。
買取業者の中には先ほど少し触れた宅配買取のほかに出張買取と言って、家までお酒を引き取りに来てくれる業者がたくさんあります。
出張買取であればその場で現金化が可能なので、要らないお酒をすぐ現金に換えたいというときにもぴったりです。
しかも自分は家から出ることなくお酒が処分できるのでかなり楽と言えます。
ちなみに買取業者の中には市販されている普通のビールでも価格の数割で買い取ってくれるところがあります。
お中元やお歳暮でビールを貰ったが自分では飲まないという方は、ぜひこうした方法を活用してみてください。
関連記事:【最新版】お酒の買取業者おすすめ7選!相場やウイスキー・ワインなどを高く売るコツも
まとめ
自宅に余っている飲まないお酒の上手な活用方法や処分方法についてご紹介してきました。
料理などで消費できる量であればそのまま使ってしまうのがベストですが、あまりにも大量のお酒が余っているときには買取業者に引き取ってもらうという方法も考えてみてください。
要らないお酒がちょっとしたお金に代わってくれたらかなり助かると思います。